2019年05月25日

2019展示会:大阪-東京

拙ブースにお立ち寄りいただいた皆様、誠に有難うございました。

参考までに、会場で配布したフライヤーです。(PDF形式、1.61MB)

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サウンドメッセin大阪(大阪南港・ATCホール 2019.5.11-12)

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とってもいいブース位置。ただ、特に1日目の土曜はエレキギターゾーンの活気(?)が凄まじかったです。

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左端は昨年に参考出品した151FC。右端は今年2月の「明日香の匠展」に出品した232FC。

中央は今回初展示「232FC "クラシック"」。アコギのプレイヤーを対象にしながら、クラシック風味をなるべく残した、当工房はじめてのエレガットです。

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47mm幅ナット、400R指板。ジャーマンスプルーストップにショルダーレスト加工。
ピックアップはLRバッグスの「リリック」を搭載。トップのブレイシングもクラシックスタイル(ダニエル・フレデリッシュ風)なので、レスポンスもきっちり「ナイロン弦らしさ」が出る音となっています。
(後日、詳細紹介予定)

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2月の「明日香の匠展」に出品した8弦テナー「プリンセス・カイウラニ」はピックガードをノーマルな透明つや消しに変更して展示。
小さい楽器・細かい装飾だけに、さすがにお客さんを立ち止まらせるほどの目立ちかたはできなかったかも。

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初展示「U01」はソプラノスケール、ミニボディのウクレレ。極薄オープンポア・つや消しフィニッシュ、ワース弦仕様で、チャカチャカと軽やかな鳴りを目指したモデル。
2017年のオーダーモデル(蝶の指板インレイ:ブログ記事)と同時期に製作が開始され、今年、塗装と仕上げをようやく完成させたものです。

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おやゆびピアノ・限定製作カラー「ピアノブラック」。面白がって作りはじめたものの、塗装/研磨が手間でまぁ〜面倒この上ない!
15個作って大阪2日間で5個販売。初日は置く場所も悪かったとはいえ、はたして、次の東京で無事売りさばくことができるのか!?

2日目の会場は会話できる程度には穏やかになりました。
一般のギター愛好家やお店、卸、教育、出版などの関係者が集まるなか、香港から来た方で「私、コレクターです」という肩書の人もいました。
いろんな方が来られるので、やはりブレず、気を抜かずに臨まないといけないですね。

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東京ハンドクラフトギターフェス(錦糸町・すみだ産業会館 2019.5.18-19)
幅1メートルの狭いブースに、新作たち+旧作コンサートウクレレ1本を詰め込んでみました。

左隣りは大阪の「オフィシャル・レザイン・プロダクツ」さん。
右隣はローランド/マクロスさんの切削加工機。常時デモ稼働していたが意外と音は小さい、とはいえずっと「ソ」の機械音が鳴りづづける、とはいえ近辺は人の集まりが良い、という状況でした。

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さて、おやゆびピアノ「ピアノブラック」は2日目午後に完売! 最後の1個はウクレレ講師のヒロ竹之内さんに。
空いたスペースには、指板に鳳凰をあしらったU23/8ウクレレ用に、とっておきのPOPを掲示してみました。

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「奉祝」...改元、ほど抽象的でもなく、陛下、っていうほど右傾的でもない、適度な言葉なので使ってみたかったのです。
えらいもんで、これを掲示すると「写真を撮らせてもらっていいですか」とか「えっ?触っていいんですか!?」というレスポンスが来たりします。

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そんなこんなで大阪−東京の展示会が終了しました。
明日香弦楽器の製品に興味を持っていただけたお客様は、気軽にご連絡くださいませ。(メルアド1メルアド2

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おのぼりさん、すぐには帰らない:東京フェス後の行動です。
5/20月曜:横浜・三菱ものづくり技術館―横浜美術館―★文身歴史資料館(後日掲載)
5/21火曜:五反田「ザ・ローリング・ストーンズ展」
<以上>
posted by Satoshi Orisaka at 20:13| 展示会

2019年02月24日

明日香の匠展2019

2月23日から3月3日まで、県立万葉文化館にて開催されています。(入場無料)
https://asukamura.jp/takumi/artist.html

県立万葉文化館は昨年末の奈良新聞においてけっこう強めのディスり記事(ハコもの行政批判等々)が掲載されたこともあり、地域ではちょっと話題になっています。
公共の施設なんてどこも事情は同じようなモンじゃないのかなぁ、とは思いますけど、開会式での館長祝辞では内容のほとんどが記事への激アツな反駁となっていて、それはそれで興味深く聞かせていただきました。

他の作家さんの作品は、例年以上に力を入れたものが多い印象でした。
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ギター&ウクレレの新作を展示しました。

ギター:232FC
シトカスプルース・トップを黒で木地着色。
アクセントとして付けたピックガードは正倉院宝物の透かし彫り「彩文(さいもん)」柄をモチーフにしたもの。
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12フレットのインレイも「彩文」風にしています。
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ヘッドインレイはデラックス版。昨年度よりデザインと工法をわずかにリファインしています。
ボディ内部に軽くクリア吹き付けをしており、今後最終調整して、どんな音が出てくるか楽しみです。(音の反射は良さそう)


ウクレレ:U23「プリンセス・カイウラニ」
ハワイ王国最後の王女「カイウラニ」が明治の皇室と成婚していたら献呈したい楽器、というコンセプトで製作。
(当時、実際にあった縁談です。次回のブログネタ予定)
コアボディに桜の樹皮ピックガード。菊、クロス、ハイビスカスの花びらを取り込んだティアラ風のヘッドインレイ。飛翔する鳳凰を描いた指板インレイなどなど。
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裏面・ヒール部には白蝶貝を削り出したレリーフ。
波の音を思い出させる8弦仕様。コンサートボディサイズ/テナースケール。

実物を間近で見ていただかないと輝きの変化や微細なところが伝わらないと思うので、以上、むしろ淡々とした説明になってしまいました...。

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5月の東京/大阪での展示会では、ピックアップ追加等々して仕上げたものをもってゆきます。
<以上>
posted by Satoshi Orisaka at 03:40| 展示会

2019年01月22日

「明日香匠の会」第一回新春作品展

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村内アピール、会員の親睦などを目的とするコンパクトな展覧会が、明日香村の犬養万葉記念館で開かれました(1/12-20)。

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なにせ第一回。記念館や教育文化課のご協力のもと、作家さんそれぞれの手持ちの作品が並び、今回は無事成功といえます。

また、いろいろな方ともお話しできて、良い機会になりました。

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私はテナースケール/コンサートボディのU23ウクレレ(2017年)を展示。
最終日は当番だったので、たまに弾いて遊んでいました。

なお、きたる2/23-3/3「明日香の匠」展(奈良県立万葉文化館)では、このタイプの新作(+ギター)を展示する予定です。

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南都明日香ふれあいセンター 犬養万葉記念館」は研究者の故・犬養孝氏の業績を顕彰する記念館。

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旧南都銀行明日香支店の蔵造り外観を残しながら、万葉集関連図書・資料、イベントスペースをそなえ、軽食も提供しています。
入場は無料で、「雨やどり、休憩だけでも大歓迎!」だそうです。

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大伴旅人(おおとものたびと)は万葉集の編纂者とされる大伴家持の父。
当時の官僚としてはメチャメチャ偉い人だが、高齢での作品が主であることもあってか、無常・厭世、そして洒脱なアルコール賛美といった作風が特徴で、なんとも惹かれる歌人だ。

以下の歌は経緯や前後の流れがあるので、単体で私なんかが上手に解釈・説明できないものの、旅人の作にこんなのがある。

許等々波奴 樹尓波安里等母 宇流波之吉 伎美我手奈礼能 許等尓之安流倍志
言問はぬ 木にはありとも 美しき 君が手馴れの 琴にしあるべし
(木という物言わぬ物質で作られていますが、これはきっとあなたという高貴な方が愛用する琴になるでしょう:そうして美しい音を発することでしょう)

万葉集でも数の多くない「楽器ネタ」の作者でもあったのですね。
<以上>
posted by Satoshi Orisaka at 01:30| 展示会