2018年01月11日

明けましておめでとうございます

本年もよろしくお願いいたします。

2/24-3/4「明日香の匠」展:奈良県立万葉文化館 https://asukamura.com/?p=9806
5/12-13「サウンドメッセ in 大阪」ATCホール http://sound-messe.com/
5/19-20「ハンドクラフトギターフェス」すみだ産業会館 http://handcraftguitar.jp/

...といったように、大阪/東京が近接した、効率的っちゅうか過酷なスケジュールとなっています。
例年どおりのブース出展ですので、お立ち寄りいただければ幸いです。
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ええトシこいて、軽の中古車を買いました。スズキ初代MRワゴン(=日産モコ)。「ドテッ」とした雰囲気で気に入り即決。

これは走行距離6.8万キロですが、10万キロ超えの軽・中古だと、いまどきは新車の原付バイクと値段が変わらないんですね。
ナビは付いてる、テレビも付いてる(地デジ非対応)けど、何かが足りない。

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車載ウクレレを作りました。

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なんで6角・カメ形かというと、当工房のインサイドラベルの形なのです。(明日香の亀石石造物にちなんで)

適当な合板使用。エポキシ接着。ブリッジはネジ止め。
指板・フレットはていねいに仕上げたが、あとはメチャメチャ雑な造り・塗装。過酷な車内環境にどこまで耐えられるか楽しみです。

これで、スティーヴィー・レイ・ヴォーンみたいなジャンキーさんが乗っても安心。


来訪ご予定の方は、必要でしたら配車をご用命くださいませ。

その一方、現在製作しているギターのオーダー主様は明日香村のとなり町にお住まいで、たまにお越しになり、作業の進捗を楽しんでいただいています。
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こんなふうにお迎えしたり出かけたり、今年もいろいろやってゆきたいと思っております。(ほとんど、工房にこもっていますが)
<以上>
posted by Satoshi Orisaka at 23:04| 製作

2017年12月30日

2017追補

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カスタム工房とはいえ、今年は新規の型が多くて、毎回が新製品の状態でした。
他にも製作イベントや突発の作業、思い付き試作などがあって、「1年長かったなぁ」というのが正直な感想です。

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エレキのボディ。クリア吹き・研磨のみなんてのもありました。

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次に超カスタム品をご紹介。春の多忙期の完成だったので、取り上げそこなっていました。

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オーダー主様ご希望のボディ型。ウチのタイプ的には「Model 171」としています。
主要材はワンピースネックを含め、お客様調達の持ち込み。赤い指板・ブリッジは「サティーネ」、バック&サイドは「黒柿」、トップは「屋久杉」とのこと。
バインディングは「孟宗竹」。

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扱いがむずかしいので、材の持ち込み一般に避けられがちですが、レア材は私も勉強になるし、お客様には「丁寧に作ります/ちょっと割れても不自然さがないように努力すると理解・信頼していただけるなら」といった説明のうえ、今のところお受けすることにしています。

オリジナルの型は別料金ですが、これも、基本設計(スケール、ブレイシング位置など)が変わるほど極端なものでなければ、今のところお受けすることにしています。

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ネックのヒール形状も超個性的。ハイポジションへのアクセスと剛性、スムースなカーヴを両立したオリジナル加工です。

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ヘッドは白蝶貝インレイで、高盛り(ポッティング加工)は貝の輝きを生かすためにやや抑えられています。
塗装は20%つや消し。ペグ/ペグボタンもお客様持ち込みでした。

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黒柿の柄の位置にもこだわり、シミュレーション画像でやりとりをしながら確定させてゆきます。

なお、すでにいくつか個性的な楽器を準備していますので、来年も気が向いたら拙ブログにお立ち寄りくださいませ。

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長い1年ではありましたが、年末のテレビでこのキャラを見ると「もう1年たったかぁ」とも思います。

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太秦の俳優「岸大介」さん(ダイアン西澤)。そういえば、県医大の学園祭に行ったなぁ。(ダイアン、天竺鼠、アインシュタイン)

来年も良いお年を。
<以上>
posted by Satoshi Orisaka at 06:11| 製作

2017年10月30日

愛器撮影テクニック

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『ギター・マガジンが本気で教える こだわりの愛器撮影テクニック』という本が出ているようです。
商品撮影から屋外でのイメージ撮影までを取り上げた、ちょっと異色な本といえます。

楽器商社の何でも屋部門が長かった私は、ちょくちょくスタジオ撮影に立ち会ったり、デジタルカメラ普及以降は社内でバリバリ撮影するなど、シロウトながら低予算環境でやりくりしていました。

(銀塩写真時代はいろいろ大変だったなぁ。会社のNikonF3はすぐ電池切れして参ったなぁ。千種区の若水カメラは現像のため雨の日も風の日も行ったなぁ。四日市の開演直前のステージ上でベンチャーズを撮った時は失敗していないかドキドキしたなぁ)


さて、楽器の写真というと、こんな雰囲気の写真がシブかったり、
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郊外・里山(田舎...)の個人工房だと、こんな風景も似つかわしかったりしますが、
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正確な形や、材質感の描写という点では、特殊な背景やエフェクトを排した、ありのままの姿を伝えるための「商品撮影」こそ、基本にして究極ではないかと思うのです。
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そういった意味で、『基礎から始める、プロのためのライティング』は、細かい工夫と光源のコントロールの大切さを教えてくれる、とても良い本でした。
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とはいえ、しがない楽器工房。今回は、カネも装備も時間もないけど、なるべくちゃんとした撮影をしたい、というウチの状況のご紹介です。

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3脚は大昔のスリック製だが、相当しっかりしたもの。
カメラは10年近く前のパナ・マイクロフォーサーズ機GH-1。レンズは望遠タイプ・35mmフィルムカメラ換算28mm〜280mm。
ミラーレスとあなどるなかれ、これでも植物園主催の写真コンクールで銀賞&数万円をゲットした愛器だ。

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日常作業用のデスクライト2発の前にトレーシングペーパーを垂らし、光源をやわらかに分散する。
本体への変な映り込み防止にもなります。
ライトを増やしたり大型にしたり、レフ板を使うほどには手間をかけていない。

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カメラは楽器から約4メートル離れる。可能な限り図面/実物に近い、素直なシェイプを出すためです。

アコースティックギターはヘッド形状やボディ厚みを表現するため、正面の場合は気持ち上から、または気持ち右側から写すことが一般に多いようですが、ブランドごとに多少バリエーションはあります。
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もろもろ簡易的ではありますが、準備や撮影、写真のセレクトやトリミング、場合によって切り抜き処理まですると、半日がかりの作業なのです。

光源の調整によってそうとう印象が変わります。(最近作。インレイは赤味の強いアバロン)
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写真左のように、まずは素直に仕上げることが重要ですが、写真右で絞り出したインレイの「妖気」も大切な個性。ともかくはライティングって奥が深いものですねぇ。
<以上>
posted by Satoshi Orisaka at 02:56| 製作