2019年01月22日

「明日香匠の会」第一回新春作品展

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村内アピール、会員の親睦などを目的とするコンパクトな展覧会が、明日香村の犬養万葉記念館で開かれました(1/12-20)。

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なにせ第一回。記念館や教育文化課のご協力のもと、作家さんそれぞれの手持ちの作品が並び、今回は無事成功といえます。

また、いろいろな方ともお話しできて、良い機会になりました。

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私はテナースケール/コンサートボディのU23ウクレレ(2017年)を展示。
最終日は当番だったので、たまに弾いて遊んでいました。

なお、きたる2/23-3/3「明日香の匠」展(奈良県立万葉文化館)では、このタイプの新作(+ギター)を展示する予定です。

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南都明日香ふれあいセンター 犬養万葉記念館」は研究者の故・犬養孝氏の業績を顕彰する記念館。

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旧南都銀行明日香支店の蔵造り外観を残しながら、万葉集関連図書・資料、イベントスペースをそなえ、軽食も提供しています。
入場は無料で、「雨やどり、休憩だけでも大歓迎!」だそうです。

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大伴旅人(おおとものたびと)は万葉集の編纂者とされる大伴家持の父。
当時の官僚としてはメチャメチャ偉い人だが、高齢での作品が主であることもあってか、無常・厭世、そして洒脱なアルコール賛美といった作風が特徴で、なんとも惹かれる歌人だ。

以下の歌は経緯や前後の流れがあるので、単体で私なんかが上手に解釈・説明できないものの、旅人の作にこんなのがある。

許等々波奴 樹尓波安里等母 宇流波之吉 伎美我手奈礼能 許等尓之安流倍志
言問はぬ 木にはありとも 美しき 君が手馴れの 琴にしあるべし
(木という物言わぬ物質で作られていますが、これはきっとあなたという高貴な方が愛用する琴になるでしょう:そうして美しい音を発することでしょう)

万葉集でも数の多くない「楽器ネタ」の作者でもあったのですね。
<以上>
posted by Satoshi Orisaka at 01:30| 展示会