
<橿原市広報12月号より>
歴史に憩う橿原市博物館 冬の体験学習
「古代的新楽器!?"コトレレ"をつくろう」
開催日:平成29年(2017)1月15日(日)
今回の体験学習では、古代琴のようでありながらウクレレのように演奏できる"コトレレ"の製作と演奏をお楽しみください。
対象:小学生以上(小学生は保護者同伴)
時間:13時10分〜15時50分
場所:シルクの杜・教室3(橿原市川西町)
講師:折坂諭氏(明日香弦楽器)
定員:30人(抽選)
¥:100円(部品代)
申込・問合せ:往復はがきに参加者全員の氏名・年齢(大人は不要)・代表者の住所・電話番号を記入し、12/15(木)(必着)までに歴史に憩う橿原市博物館(〒634-0826川西町858-1 電話番号0744-27-9681)へ
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歴史に憩う橿原市博物館・Webページ
シルクの杜・Webページ
広報「かしはら」・最新号リンク(p.23に掲載)
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上記内容の製作体験会が行われます。
橿原市在住者以外の方も応募できるようです。(問合せ等は、歴史に憩う橿原市博物館まで)
完成品はこういったものになります。
弦長・調弦といった基本点はソプラノウクレレとまったく同じです。
加工済みの木材(明日香村産)を、結束バンドで組み立てます。
ノコギリ、カッター、接着剤は一切使わない安心・安全キット。
フレットも結束バンドを活用します。
分かりやすい組み立て説明書も付けますので、時間内に余裕をもって完成できるはずです。
(詳細な段取りは未定ですが)親子で一緒につくって、子供さんが本体に絵を描く、などといった時間もできると思います。弦伸びのため、調弦が落ち着くのには少々時間がかかるかも。
正規のウクレレより多少音が小さいかもしれませんが、持ち帰って色々改良もできます。気軽な体験工作にしては、なにかと応用のきく、面白いキットだと思います。
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史跡・新沢千塚古墳群のそばにある「歴史に憩う橿原市博物館」。
四条遺跡から発掘された「琴」は古墳時代・5世紀のものです。
これ自体は楽器というより、祭祀用品であった可能性もありますが(詳しいスタッフに聞いてください...)、渦巻き状の蕨手文(わらびてもん)の彫刻が映える、興味深い展示品です。
博物館と「シルクの杜」はすぐ近くですので、製作前または後にぜひご観覧ください。
「琴にしばられず、自由な感じで」という博物館スタッフ様示唆のもと、この展示品をモチーフ(外形をトレース)にしたのが今回の「コトレレ」です。(命名も博物館さん側)
オモシロ楽器に見えて、実はこのような背景や、その他楽器工芸的な要素も盛り込んています。
興味のある方は博物館までご応募くださいませ。
<以上>