2016年11月06日

ブルーインパルス/正倉院展

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航空自衛隊奈良基地の開設60周年ということで、曲技飛行隊「ブルーインパルス」が奈良市上空で展示飛行を行いました。(11月5日、6日)
ちなみに奈良基地は教育施設で、滑走路はありません。(岐阜・各務ヶ原から15分ほどで飛来)

前日の予行では、若草山(一重目)に陣取ることにした。
谷崎潤一郎ファンにとっては、小説「卍」で柿内園子と徳光光子がデートをした場所としておなじみです。
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小学生の頃以来だけど、ほんとに開放的ですねぇ。まぁ、あちこちに鹿のフ○が落ちてるけど。(晴天で風があったこともあり、臭くはない)

逆光気味で遠いものの、東大寺大仏殿や興福寺五重塔、生駒山なども取り込んだ、ちょっと珍しい絵柄が撮れました。
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市街より100メートルちょっと高いだけの位置ですが、ほどよく見やすい角度で飛んでくれます。
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2日目本番は素直に、メイン会場の平城宮跡に。
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曇り空だったのはやや残念でしたが、広大で見晴らしが良すぎて、航空祭名物の脚立オヤジや場所取り家族もなく、なごやかな雰囲気でした。

第一次大極殿(2010年再建)方面から登場。
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ちなみに、大極殿は天皇の即位や外国使節の謁見の際に使う施設で、中はこうなっています。
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南の朱雀門より。
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天候のせいもあって、私のカメラ/レンズ/テクでの写真はダメダメですが、やっぱり近くで見るのは楽しいものです。いやー、夢のような2日間でした。
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同じ週に、奈良国立博物館・第68回正倉院展に行ってきました。
いかにも奈良市街らしいショット。ウチの地域もこの時期、鹿鳴きの声が聞こえるが、まったく姿を見せない。
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今年は琵琶、琴などの弦楽器がない...というのは個人的な感想としても、螺鈿(らでん)、瑠璃(ガラス)といったハデな作品が少なく、正直、地味めな回だったように思います。
(画像:正倉院展HP・PDFファイルより)
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隠された技法や歴史的意義も重要ですが、やっぱり、現代人が一目見て「参った!」と降参するほどのインパクトを求めてしまいます。
入場料1100円では安すぎる、至高の展示会なのは間違いないですが。

とはいえ、「粉地金銀絵八角長几(ふんじきんぎんえのはっかくちょうき)」は見入りました。
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側面・背面の細かい絵柄は品があって華麗だし、優雅な脚部などからは「アールヌーヴォーなんぼのもんじゃい!」的な、時代を超越した気概すら感じる。
こういうのをじーっと見ていると、単純な私はメチャメチャ感動してしまいます。

再び・小説「卍」(官能小説扱いされるのは不本意だ...)には、「うち、あんまり綺麗なもん見たりしたら、感激して涙が出て来るねん」というセリフがあります。

それくらいレベルが高いもんを、作れるようになりたいものです。
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<以上>
posted by Satoshi Orisaka at 23:15| 地域