2015年12月21日

オーダー品など

とりとめもなく、最近の納品分などご紹介。

[めおとウクレレ]
奥様分に続き、旦那様分のオーダー・コンサートウクレレが完成しました。
セダートップによるパワフルな生音。装飾もゴージャス。
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ちなみに奥様分はいつぞやご紹介したこちら。
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指板ポジションマークの星印は、既製品で適当なサイズがないので、すべてサイズのことなるカスタム製作。
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ブリッジピン仕様。
フィッシュマンのAGウクレレPU内臓。この音がまた極上でして、エレガットより心地良いんじゃないかと思えるくらい、芯がありながらファットかつメロウなサウンド。
てっ、手放したくないっ!と思える一品でした。(指板インレイにお客様の名前が入ってるんですが)

将来、コンセプトモデルとして古事記をテーマに、夫婦設定ではないけど「天手力男(腕力の象徴))&天宇受賣命(魅惑の象徴)」といった一組を作ってみたいなぁ、なんて漠然とした想いもあります。


[ギター:151FC-カスタム]
アディロンダックスプルース・トップ、ハカランダ・バック&サイド&指板&ブリッジ&ヘッドトップ。(いずれもお客様持ち込み材)
さらにはカスタム・サウンドホールリング(アバロン&ハカランダ)というスペシャル仕様です。
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ブリッジ、指板、ヘッドトップはお客様の希望通りに木目を取っており、黒と赤味のある茶色が斜めになるようコーディネイトされています。
アジャストロッドカバーもマッチさせているんですよ。
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どうでしょうこの深みを感じさせるルックス。
酒でいうなら、ビールでもワインでもなく、ブランデーかバーボンといった風合いですね。(私信:あ、日本酒ありがとうございました)

ブレイシング等は通常通りですが、トップがよく鳴っていながら、響きは大聖堂を思い出させる清澄さで、これはハカランダ効果なのでしょうか?
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お客様希望のカスタム仕様が多い楽器だったので、むしろ客観的に「カッコいいなぁ」とむやみに見惚れるギターでした。

ちなみにこのギターは、サウンドメッセで展示した同じくフローレンタイン・カッタウェイモデルより先に作り始めたもので(というか、このオーダーのボディシェイプがいい感じにできたので、サウンドメッセ分を後追いさせた)、いわば「兄弟/姉妹」といったところです。
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[予定:「明日香の匠」展
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クリエイティブ飛鳥#1 未来への風プロジェクト
2016年1月23日〜31日 奈良県立万葉文化館(明日香村)

今年で2回目の展覧会です。

明日香村の工芸作者として最底辺のわたくしが、地域文化にディープかつクリティカルな爪痕を残すべく、新作のギター、ウクレレ各一本を準備しています。(製作中)
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一銭にもならんわ(むしろ大損)、作業は多いわ、今年の紅白はつまらんわ、で、楽しみは来年早々の「谷崎潤一郎・全作品フリー化」くらいの毎日です。

<以上>
posted by Satoshi Orisaka at 03:06| 製作