2016年10月01日

キトラ古墳壁画体験館

2016093001.JPG
東アジア最古の天文図、そして青龍・白虎・玄武・朱雀の四神図といった壁画で知られるキトラ古墳。
その壁画を保存する施設「四神(しじん)の館」が9月24日にオープンしました。(明日香村阿部山67)

2016093002.JPG
国営飛鳥歴史公園のひとつとして周辺も整備され、古墳らしい古墳、になっています。

2016093003.JPG
体験館(説明エリア)は入場無料。体験館といっても、石室に埋葬されちゃうわけではない。
広大とまでは言えないけれど、文化庁(&奈良文化財研究所)が気合を入れて作った施設だけあって、なかなかキレイで充実しています。

2016093004.JPG
とてもひきつけられたのが、壁画取り外し作業の解説コーナー。歴史文化を賭けた神経衰弱ショーは、身動きできないくらい見入ってしまう。
ナレーション、BGMなしで映像作品化したら、相当面白いものになると思います。

そして、事前申し込み制の第一回壁画公開。(9/24-10/23。満員につき、受付終了)http://www.kitora-kofun.com/index.html
約50人のグループごとに保管室へ入り、壁画3点、埋葬品数点を正味10分ほど見学できます。
(写真:パンフレットより)
2016093005.JPG

2016093006.JPG
「天文図」は初めての一般公開。パンフ写真では伝わらないが、展示の適切さもあって、金で描かれた星がしっかり輝いて見えます。
現世と変わらない美しい星空の下で安らかにいられますように、という願いが込められているのだなぁ、なんて想像できるワイのようなロマンチスト(?)であれば、感動モノの作品だといえます。

キトラ古墳は7世紀末から8世紀初頭のものと推定されており、それは日本書紀が編纂されてたり、火葬が行われるようになった頃。法隆寺の方がむしろ古いといえる。
まぁ、古墳時代のフィナーレと思えば、興味深いものではあります。

---
2016093007.JPG
ただ観光にあたっては、現時点でちょっと注意が必要で;
・明日香村内でのアクセスが良くない。(周遊バスのルート外で、専用ルートは90分に一本)
・公園内の地図・標識・表示がとても・とても少ない。
・体験館見学だけ(実物見学なし)だと、物足りない人がいるかも。

2016093008.JPG
正規の入口は道路をまたいだ地下。売店、飲食スペースに大きな期待をしてはいけない。

ともかくは、ツアーの行程の一部だったり、クルマ・バイクだったり、スケジュールにゆとりのある方には楽しめる施設ですので、地域のあらたな観光スポットとしてお見知りおきくださいませ。(何様だ、オレ)

-----
最近観光ネタが続いているので言い訳しますが、製作はいろいろやってます。
小物や先々の準備やらで錯綜しており、目下のカスタムギターの木工が9月中に完了できなかった...などという不順なところがあるので、ユルいネタに走ってしまうわけです...。
2016093010.JPG

2016093009.JPG

彼岸花シーズンもフィナーレへ。今年はウチの土手でも群生しております。
2016093011.JPG
<以上>
posted by Satoshi Orisaka at 01:19| 地域