2016年07月12日

ドライキルン

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暑中お見舞い申し上げます。

ドライキルン(drykiln)とは「乾燥窯・乾燥室・乾燥炉」のことで、主に材料の乾燥、または塗装の強制的な乾燥にもちいられる装備です。
木材の乾燥だと、熱を循環させる本格的なものから、日光を使う簡易的なものまであります。
(どちらも拾い画像)
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塗装の乾燥となると、シェラック、ニトロセルロースラッカーなどは自然乾燥、メーカー品で増えてきたUV塗装は短時間の紫外線照射で硬化させますが、ポリウレタンの場合、50度で1時間程度の強制乾燥が硬化に有効とされています。(家具など、一般的なモノの場合)

今までもそれっぽいコトはしてきたのですが、ここらで手軽かつ安定して使える装備が欲しくなったので、もっぱらポリウレタン塗装の強制乾燥に目的をしぼったものを作ってみました。
大きな工場ではもちろん一部屋まるごと乾燥室。
ちなみに、プラモデル塗装に、市販の食器乾燥機を使う人も多いようで、このあたりは生産規模や使い勝手にあわせていろいろある、ということでしょう。

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市販のスチールラック。これに板を取り付け、すき間にコーキング材を埋める。

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熱源は海外ギター用品会社「ルシアーズ・マーカンタイル」のサイド曲げ機器を使う。
外部センサーにより、上限温度を設定することができます。表示は摂氏ではなく華氏です。

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循環のため、4センチのPCファンを直径10pの筒に取り付け。

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ウクレレ、ギターボディ、ネックが入る大きさ。(私の場合、ボディとネックが分離した状態で塗装するので)
自在に吊れるよう、天井にはネジをいっぱい仕込んでいる。

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中が見えないと不安なので、正面は2ミリ厚の透明シートにした。
試運転。狙い通り50度に到達。
循環ファンが効いているらしく、場所での温度差も少なく、変化も実用レベルで安定しているようです。

冬場の使い勝手などなど、まだ分からない所もありますが、今回はこれくらいにしておきます。
経験上、「作り込んだ道具、なぜか使用頻度が低い説」(水曜日のダウンタウン?)があるのです。

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ちょっとケリがついたので、公開4日目の「インデペンデンスデイ・リサージェンス」を鑑賞。映画館に行くのなんて、何(十)年ぶりだろう。
SFファンでもなく、ただ前作・通称「ID4」の全力馬鹿大作っぷりが大好きなのだ。


見ている時間だけは楽しめたかな、という程度。予告編でヤマ場を見せすぎ(見すぎ?)、という気もした。
設定は前作の20年後だが、エイリアンのテクノロジーを活用して発展したパラレルワールドなので、その点が最も私には馴染まなかったです。まぁ、ファンとしては観ずに我慢できなかったので、結果は良しとします。

<以上>
posted by Satoshi Orisaka at 23:33| 製作